永遠の絆*
「諒ちゃん…」


諒ちゃんの腕に力を込めて呟く私に諒ちゃんは反対側の手で私の手を離す。

自由になった諒ちゃんの手はもう一度口に向かい、


「翔さん、肝臓が悪いんだよ」


吸い込んだ煙とともに小さく吐き出された。


「…肝…臓?」


少し震えた声を出す私に「あぁ」って諒ちゃんは返す。


「それってヤバイ病気なの?」

「……」

「1年も飲んでるんでしょ?」

「……」

「…ねぇ、諒ちゃんっ、」


最後に張り上げた声を出す私に「落ち着けよ」と言って、諒ちゃんはタバコを足元に落とし火を消す。

そんな諒ちゃんをジッと見つめる私に諒ちゃんは話を続けた。
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