永遠の絆*
「だってそれはみぃちゃんの夢だろ?」

「そうだけど…でもっ、」

「でも何?」

「…私も翔が好きなの。いつからか分かんないけど気づいたら好きになってた」

「あー…じゃあ両想いだったって事?」


翔は私の顔を覗き込んでクスリと笑った。

だけど、その笑みを見ると何故か涙が溢れそうだった。


「私は…私は翔に好きなんて言ってほしくなかった」

「……」

「もちろんママの事もあったけど、翔に優しくされたりすると自分のコントロールが上手くできなくて…」

「……」

「…行こうって決めてても翔が頭に浮かんで行き場を塞いで…」


それ以上何も言えなかった。

上手く言葉にだせない所為もあるしなんて言ったら何て伝えたらいいのかなんて分かんなかった。

膝に顔を埋め頭を抱える。

胸の窮屈な感覚がまた…涙に変わりそうだった。

今にでも零れ落ちそうだった。


「そっか。…ごめん、俺の所為で」

「…翔の所為じゃないよ」

「でも俺の所為かもって言ったろ?」

「そうだけど…」


上手く答えが見つからなかった。

何て言ったらいいのかさえも分かんなくて、頭の中がちゃんと整理出来なくなってた。


「今のみぃちゃんの答えは?」

「…答えって?」

「留学。したいかしたくないか、行きたいか行きたくないのかどっち?」


選択技なんてもう一つしかなかった。

私の答えはもうたった一つだけ。
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