*youth*
「一人しかまだ一人しか決まってなぁい。」
一人って俺じゃないよな??
「そっちは?」
「集まったよ!2人とも大学生。」
女子は嬉しそうにVサイン。
「マジで!?うおー!!!」
「お前、高校生が駄目だったら大学生かよww」
女子は俺を見て驚く。
「もしかして、メンバーに一ノ瀬くんが入ってるの!?」
俺の代わりに田口が答えた。
「いやぁ~、違う。俺とあと一人はユキヤ。」
え…ユキヤ…??
「なぁっ…ユキヤって…」
「私立のユキヤだよ。確かお前の彼女とオナ中だったよな。」
田口は平然と言う。
まさか…田口がユキヤの知り合いだったとは・・・。
田口は俺を見てニヤリッと笑った。
「男のほうも集まったぞ!さぁ、明日の午後7時から合コンの始めるぜぇ!」
田口はパンッと両手で楽しそうに言った。
確か・・・
あの女子高の時も今と同じような
ムカつくぐらいヘラヘラ笑って俺を見てた気がする…。