*youth*
俺は深呼吸して幸を見た。
「さっちぃ~!久しぶり♪まだ寝てんのかぁ~?」
幸はまだ意識が戻っていないみたい。
「さっち!起きろぉ!お前、眠りすぎぃ~!!」
俺は幸に声をかけた。
なるべく明るい声で・・・
そうしないと・・・俺じゃなくなっちまいそうで・・・
俺は幸に告白する前の一週間、
幸が学校に来なくて辛い日々を送っていた。
でも、今・・・幸は目の前にいるのに辛い・・・。
「さち・・・やっぱ無理だ。お前が笑ってくれねぇと元気出ねぇ。。。」
俺は幸の酸素マスクを取り、
幸にキスをした。。。
眠り姫よ・・・目を覚ませ・・・・・