ヘンタイ魔術師は恋愛攻略法に悩む

エピローグ・その後


倒れた楡の大木を、庭師たちが根元から伐採をしている。

楡の幹は、木材として王宮で使うと言っていた。

すでに地面からは新芽がいくつか出ている。

その後、二人は正式に婚姻し、
リアララの王族入りは魔術界に大きな衝撃を与えた。

二人の間には双子の娘が生まれ、
レスタ姫は正式に王位継承者となった。

その結果、ニンゲンに活躍の場を多く与えられ、この国の経済的繁栄の原動力となった。

リアララは各国の魔術師を統括し、魔獣対策や鑑定魔術師の育成をする仕事についた。

時が流れ・・・

この世界はニンゲンだけになったが、
あの王宮の楡の木は大きく枝を広げ、繁栄の歴史を物語っている。

おわり









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