悪女の私がヒロインみたいに溺愛されてます!
思わず自分がみんなから嫌われている宝槻乃愛だということも忘れて、雷に尋ねていた。
「…」
思った通り、雷は私の問いに答えることはなく一瞥だけしてこちらに歩いてくると、私の後ろから棚に手を伸ばし消毒液と絆創膏を取り出していた。
慣れた手つきであっという間に消毒液を塗ると、器用に絆創膏を腕に貼っていた。
なんとなく気まずい空気に早くここを出ようと、やっと見つけた湿布を右腕に貼ろうとするが、利き手じゃない左手ではどうもうまくいかずによれてしまう。
「貸して」
「…え?」
一度湿布を剥がしてからもう一度貼り直そうとしていると、雷が真っ直ぐに私を見つめながら言ってきた。
「ここ座って」
言われるがままに、恐る恐る雷が指差した丸椅子に腰掛ける。
雷は優しい手つきで私の腕に綺麗に湿布を貼ってくれた。
「ありがとう…」
「別に。見ててイライラしたから」
「…」
思った通り、雷は私の問いに答えることはなく一瞥だけしてこちらに歩いてくると、私の後ろから棚に手を伸ばし消毒液と絆創膏を取り出していた。
慣れた手つきであっという間に消毒液を塗ると、器用に絆創膏を腕に貼っていた。
なんとなく気まずい空気に早くここを出ようと、やっと見つけた湿布を右腕に貼ろうとするが、利き手じゃない左手ではどうもうまくいかずによれてしまう。
「貸して」
「…え?」
一度湿布を剥がしてからもう一度貼り直そうとしていると、雷が真っ直ぐに私を見つめながら言ってきた。
「ここ座って」
言われるがままに、恐る恐る雷が指差した丸椅子に腰掛ける。
雷は優しい手つきで私の腕に綺麗に湿布を貼ってくれた。
「ありがとう…」
「別に。見ててイライラしたから」