アオハルAssortment

先輩は私の、青空ヒーロー

 音は上に響いていくという。
なので学校等の施設では音楽室は最上階に設置される。

 私の通う学校は、学際でしか活動をしない一階の軽音部に、使わなくなったグランドピアノを置いている。

 外部でバンド活動して学際でしか使わないここの存在を知り、軽音部に入った。

放課後、私は毎日占領してピアノを弾いた。空ばかり視線の先に合ったのに、今は野球部の練習が見える。一階の私だけの特別な場所だった。


**

「お邪魔する」

 だけど私の一人だけの特別な時間は、ある日壊された。少し開いた窓の窓枠に大きな手が現われたから。
泥だらけのユニフォームで、先輩は音楽室の窓を開けると泥だらけの靴を手に持って入ってきた。

「え、ええ? 近衛先輩っ」
「……俺のこと、知ってるの?」
「だって」

 甲子園常連校のうちの高校は、今お祭り騒ぎだった。あと一勝で決勝。
 近衛先輩と言えば、歴代野球部部長の中で一番期待されてるとか言われてるし。


「まあ、そっか。じゃあ悪い。15分寝かせてくれ」
「え、ええええ?」

 近衛先輩が、いつのころか部活の休憩時間に音楽室に侵入することが増えてきた。


 私は奏でる。先輩はつかの間の平穏の中、帽子で顔を隠して眠っている。
 埃臭いこの音楽室の中が、太陽と土と汗のにおいがする。
 それが心地いいと思うのと同時に、先輩の前でピアノを弾くのがいつの間にか心地よくなっていた。


 近衛 響也先輩。180センチを超えるクマのように大きな人。

がっしりした筋肉はユニフォームからも分かる。真黒に日焼けして、真面目そうで寡黙で硬派。

 凛々しくて意志の強そうな眉は吊り上がっている。高い鼻、ごつごつした大きな手。
 足の先から頭のてっぺんまで見とれてしまうほど隙のない格好良さ。

 私なんかが話しかけたら睨まれるだけだと思っていた。
そんな人が、私のピアノを聴きながら鼻歌を歌っている。

「何の曲?」
「え、あの、野球部の応援歌、です」
「ああ、知ってると思った。違う曲がいい。眠たくなるような、優しいやつ」
「り、了解です」
「ギコギコ、音がするのがいい」
「ペダル、ですね」


 顔に帽子を乗せているので表情は分からなかった。でもきっと帽子を取ったどころで眠っている先輩しかいないのだと分かっている。

奇妙な放課後のつかの間の時間。けれど居心地は悪くなかった。

「先輩、そろそろ15分経ちます……けど」

 試合で勝った次の日の休憩時は先輩は少し重たい雰囲気になる。

「ああ。わかってるんだ」
 短い言葉は、いつも張り詰めていいるような気が、する。

 上手く言葉に言えないけれど、いつもこの人はどこからか向けられる期待に、ピアノ線みたいに張り詰めている気がする。

「野球が嫌なわけじゃない。期待されると、応えたいと頑張れる」

 むくりと起きて、帽子を深くかぶり直す。
 先輩の顔は見えなかった。

「ただ、この窓が少し開いていて、いつでもここだけは自由に入っていいと許されているのは、救われている」
「ここは先輩だけは特別ですよ」

 一人の時間が欲しいんだと思うった。誰にも羨望の目で見られない瞬間が欲しいのだと。
なので私は先輩だけ特別だと伝えたら、初めて笑ったように思う。
隙が無くて、完璧で、寡黙で知的な先輩が、唯一私にだけ本音を話す秘密基地。



 毎日、休憩時間になったら寝に来る先輩。


 いつもあの、張り詰めた空気の中、部長として立っているのはきっと疲れるんだと思う。
 なので私でよければ、隠れ蓑に使ってください。そう思っていた。

結局その日は来なかったけれど、次の日の昼休みに彼はやってきた。

「佐々木 澪はいる?」

すぐにクラスの野球部が何人が席を立ち挨拶をするが、丁寧に挨拶を返すと、先輩はまっすぐに私の元へ歩いてきた。


「あれ? 私何かした?」

鋭い眼差しで向かってくる近衛先輩に、何か無礼をしてしまったのか必死で思い出そうとするが分からなかった。
そして私の席の前で帽子を取ると、深々とお辞儀をして右手を差し出した。

「すまない。佐々木 澪」
「はい?」
「制服のリボンを俺にくれないだろうか」
「え、へ、あ、このタイのことですか?」

首元で結ばれたリボンを触ると、近衛先輩は状態を起こして頷く。
「ああ。甲子園でもその音色を聴いていたい。甲子園で優勝するまで、借りていてもいいだろうか」

突然の近衛からの要望に、ただただ頷くだけで状況が分からないままリボンを渡した。

「私のリボン、甲子園まで先輩と一緒に居られるんですね」
くずぐったくてはにかむと、周りから黄色い声を上げた。

「近衛部長がお守りを一年に頼んだ!」

「えええ? 御守り?」
皆がざわめくのをぽかんとしていると、先輩が貰ったリボンを強く握り締めながら頷く。

「代々、野球部の部長は恋人のリボンを御守りのポケットに入れて試合に臨むらしい。恋人など現をぬかすことなど出来ないか、俺はお前ならば喜んで頼める」

「ええっと、あ、恋人が居ないから縁起が良さそうな私ってことですか?」

一瞬びっくりしたが、それならば周りも納得だろう。

「お前がそう思うならばそれでいい。俺は甲子園で優勝するまで自分の気持ちを伝える気はないから」
「ほ、ほう?」
「邪魔した。失礼する」

近衛部長は私に一礼したあと、座っている生徒に数秒頭を下げて、三年校舎へ戻って行く。いつも通りの後姿だけど、私の顔は背中が遠くなるにつれてまっかになった。

「え? えええ? えええええええ?」



それは、汗でじとりと肌に制服が貼り付き、蝉の声がじりじりと鼓膜を刺激する決勝二日前のお昼休みの事だった。

 その日の昼休みは大変だった。友達が予備のリボンを貸してくれたが、私を見に2,3年の先輩が覗きに来る始末

。友達からも知り合いだったのかと言われて、首を振るしかなかった。話したことだってほぼない。ただ部室で私のピアノを聴くだけの、短い時間なのに。


授業は、ずっと噂されているようで安心できず居心地が悪かった。
放課後はもちろん、一番先に部室へ走った。

「近衛先輩っ」
「すまない。驚かせたか」

左肩を押さえて窓から入ってこられない先輩が、私を見上げている。その顔が引きつっていた。近衛先輩は、もっと周りに表情を悟らせないようにできる。その先輩が顔をひきつらせていると言う事は、きっとその何倍も酷い状態なのだろう。


「だ、大丈夫ですか?」
「ああ。ちょっと肩を痛めた。今から病院へ行く」


気が効く言葉が浮かばない言葉に、先輩は温かい眼差しで頷いた。

「明後日、甲子園へ行く第一歩。地区予選の決勝だ」

「明後日……」

「明日は、今まで一番空が近く青いだろう」
力なく笑う近衛先輩に、涙が込み上げてくるのを必死で唇を噛みしめて耐えた。

「君のピアノの音色を思い出すと、ふっと心が軽くなる」
「先輩……」
「君の音色を、甲子園の青空の下でも聴きたい。だから、連れていくよ」


 ポケットから取り出したリボンに口づける。
 私の心臓は爆発したかのように今にも飛び出しそうなほどドキドキしていた。

「部長、先生が車回してくれるって」


野球部のマネージャーと一年数人を連れて先輩を部室へ連れて行く。

先輩の左肩は、右肩の半分も上がらず回そうとすると痛むようで、本人は大丈夫だと聞かないので手の尽くしようが無かった。


「テーピングの方法だけマネージャーと一年に教えといて」

先輩が部員たちにそう指示すると、上の服を脱ぎ背中を皆に向けた。その大きくて逞しい身体は、背負うものが多すぎるのだ。


あの先輩が、私の音色を甲子園に連れて行ってくれる。

そう思うと胸が熱くて苦しくて、涙が込み上げてきた。
夏の暑さに滲む汗のように、自然と流れてくる涙。



***









入道雲が青い空を覆い隠す。蝉の声が空を切り裂いていく。
しいんと静まりかえった試合会場。
セミの声が大きく反響して聞こえる中、このピリリとした緊張感。

リボンの件もあるし、肩の痛めていたことも気になる。
友達に付き合ってもらってやってきたけれど熱気に蹴落とされそうだ。


 こんな中、先輩は戦うんだ。


地区の決勝戦だというのに取材やテレビの数が多く、それだけ注目されているのだろうと緊張しつつも、もやもやと引っかかっていた。



だけど――。試合は、始まる前、高校の紹介をしている時に事件は起こった。相手側の高校の紹介の放送が流れる時だった。ざわざわとテレビの取材やフラッシュが多く焚かれ出す。まるで何か大きな記者会見のように。

「これ、どういうこと?」
取材陣が相手の高校の部長に一斉にフラッシュを焚いている。そして次の瞬間放送から流れる高校の紹介に耳を疑った。


『無名高校から、実力で甲子園に行けと、母親の旧姓で乗り込んだ期待の一年生エースが、今日、その真実のベールを脱ぎます!』

いきなりの漫画の様な展開を話されて面食らいながらも、会場も取材陣の多さに緊張している。
「大変だよ、澪! どうやら対戦する高校の投手、プロ野球選手の息子らしいって」

「プロ野球選手の息子?」

「つまり、会場の空気が完全に向こうへ飲み込めれてるんだったば。努力のルーキーにって」

対戦相手の観客席からとてつもない大きな歓声が起こった。私たちの観客席からも、その野球選手のファンがいるのだろう。ちらほらとざわめき始めた。


そうだ。完全に、今日の主人公は、相手校の努力のエース。


父が野球選手だとばれないように、それでいて違う県のわざと無名高校に入学し、腕を上げて来たのだ。一年時から期待のルーキーとして先輩と競いあってきた。

野球で勝負するのならば県下一のうちの学園に入るのが一番のはず。


無名高校で、強校のライバルだと謳われるようなチームに育て導いたのが、今日の日までその身分を隠していたそのエースだ。


取材陣は彼ばかりを映し、真実を知らされた両高校半分は歓喜し半分は動揺した

。これが向こうの高校の作戦だったのならば些か汚いやり方だが、向こうのエースは悔しそうに帽子を地面に投げていた。誰かの話題性狙いか、策略なのかもしれない。


近衛先輩だけが、一人微動だにしなかった。


彼の精神はそれぐらいでは揺らがない。


けれど完全に流れは、親の名前に負けず頑張ってきたエースを勝たせてあげたいと心を統一させた向こうの高校に飲み込まれていた。


あんなに頑張った音楽部の演奏が向こうの声援にかき消された。毎日毎日、暗くなるまで練習したチア部の応援の華やかさや笑顔が向こうに負けている。頑張って来たのは近衛先輩も一緒だと、皆知っているはずなのに。


そんな中、トップバッターの近衛はヒットを打ちそのまま一点を取った。

肩は大丈夫なのだろうか。
無理をしていないだろうか。
そんな心配をよそに、近衛先輩は青空に大きな弧を掻くヒットを飛ばすと、小さな声援に手を上げ応える。

取材陣からは明らかに不満げな声が漏れたのを聞き逃さなかった。


次にうちの野球部の攻撃になったら、近衛先輩は出て来なかった。
代わりに二年が投げて三振を取っていく。――完全に向こうへ。それはつまり、うちの高校が追いやられていると。

(近衛先輩だって毎日毎日が頑張って努力してきたのに!?)


応援席の士気が低下しているのは、火を見るより明らかだった。
そんな中、取材陣が私の後ろを通った。


「で、開始早々向こうのキャプテンの近衛がヒット打って一点入ってから、出てきてないんだって」
「出てきていない?」


「大物ルーキーなんかと戦わせるかと、馬鹿にしてエースを下げたのかってすごく反感かってるそうだよ」


「確かに。何さまだよ。向こうは一年間、仲間にも内緒にしていたんだぞ」

違う。思いっきり叫びたかった。違う。違うのに。


近衛先輩が今まで頑張っていたのは、部室でしか触れ合っていない私でさえ分かる。

泥だらけのユニフォーム。疲れていても表情に出さないよう頑張る先輩の姿。

数分眠ってしまうほど疲労していても、肩の痛みも酷くても近衛先輩は真っ直ぐに、足元の石さえ存在を感じながら、懸命に青空目掛けて頑張ってきた。



「や、野球部、頑張って! 近衛先輩、頑張って!」


声が、喉が裂けてもいいと大声でぼうと思った。


「近衛先輩はいつもまっすぐだった。三年間努力して来たのはこっちも同じだよ! 今日のヒーローは三年間頑張った野球部! 大物ルーキーじゃない! 皆が三年間見てきた野球部。肩が痛くても大物ルーキーに向かってヒットを打った近衛先輩。近衛先輩の頑張りをちゃんと見て。応援して。声にしようよ! ちゃんと皆で優勝しよう!」



張り叫んだ。爪先から頭の上から、大声で叫んだ。自分の声が今届かないのならば、消えても良いと。だから青空を切り裂くような大きな声で叫んだ。

「私たちが応援しなくて誰が応援するの!」

「あんなに……あんなに頑張ってきたのに」


悔しくて涙が込み上げてきたのを乱暴に腕で拭うと顔を上げた。


「演奏の準備!」
「チア部集合!」
「野球部一年、用意!」
「応援団、掛け声始めっ」


先輩たちの合図でまた客席から野球部へ応援が再開された。今度は息もぴったり。少しずつだが巻き返してきた。
ぶわっと涙が溢れてきたが、勝つまで泣かないと決めた。
声が枯れても良い。空に溶け込みたいと、両手を振って応援した。

「澪、見て」

友達がピッチャー交替している近衛先輩を指さす。それを息を飲んで見守る。

その時、――先輩はポケットから御守りを取り出しだ。

先輩はお守りに頬擦りすると、耳に当てた。目を閉じてお守りの中のピアノの音を聴いていた。連れてきてくれていた。

押しつぶされそうなプレッシャーの中、私の音色を思い出してくれている。

蝉の声が消える。歓声も、解説の声も。

大物ルーキーに、先輩はストレート三振を奪った。全開の自分を乗り越えるために、仲間にも自分の為になるように。

次にバッターボックスに先輩が立った時、二人が睨みあうのをもう取材陣も文句を言うのを止めていた。

その中で、投げ出されたボールを先輩はフルスイングした。音も感じることもできないぐらいの、風を切るボール。

軽々とネットを飛び越えたボールは、応援席へ勢いよく落ちていった。数秒だったはずだ。たった数秒の静寂の後、大きな歓声と共にタオルがひらひら舞う。


興奮し過ぎて音が合わない音楽部の応援曲が流れてくる。

やっぱり先輩はヒーローだった。ベースを踏みながら、仲間が待つホームへ走って行くと、皆に抱きしめられている。大物ルーキーは下を向いて帽子を深く被りなおした。


球場内がうちの高校へ賞賛の歓声を挙げる。勝負は――最後まで諦めなかった先輩たちの圧勝だった。
ファンファーレが流れ、スピーカーから流れ反響して聞き取りにくい中、先輩の声が聞こえてきた。
『今日の日を、仲間と、先生と、友人と、家族と、毎日のように夢見ていました』

柔らかい、落ちついた先輩の低い声。


『今日がゴールじゃなく、始まりの日になれたのは、今日までを応援してくれた皆のおかげです。戦友たちの甲子園への思いを馳せた試合を勝ち進んだ俺たちは、甲子園に行くだけで満足しません。そんなの、今日の日を胸に頑張ってきた同じ思いの皆に失礼だ。狙うなら、甲子園でも優勝です』

先輩の言葉に球場内は沸き上がった。真っすぐな、裏も表も無い響也の声に私も嬉しくなる。


『今日、御守りのお陰でつまらない事を考えなくてすみました。腐らずに済みました。心に声が響いてきました。俺の好きな音色が応援してくれていました。野球部が頑張ってきた事をこの御守りと共に空に飛ばせて、俺を導いた声が、今も俺を支えています、心はずっと傍にいてくれるから』

ざわっと広がる黄色い声に、先輩は『以上です』と、言うときっと深々とお辞儀をする。


甲子園で優勝するまで、きっと先輩はきっと涙を見せない。それまでは私も先輩をずっと支え、応援したいと思う。強く大地を蹴りあげながら、野球部の元へ急いだ。

「近衛先輩!」


大声で叫んだつもりが声が出ないことに気づき、喉を押さえた。当の先輩は、――大物ルーキーと取材陣に騒がれたライバル校のキャプテンと硬く握手を交わしていた。


それを、取材陣が勝手に写真を取っている。



大物ルーキーは小麦色の、口元に大きな黒子が色男を演出しているマスコミが飛びつきそうなイケメンだった。騒ぐのも頷けると思えるほどの。だが彼は取り繕う事もせず先輩の方へ向き直った。

「今日は、フェアじゃなかった。君とは正々堂々と戦いたかったのに申し訳なかった」

「いや、良い修行になった。お前も秘密をばらされ辛かったろ。お互い様だ。また戦おう」

近衛先輩らしい相手への激昂に視界が潤んだ。そしてすぐ私の方へ振り返ってくれた。

「その声はどうしたんだ?」

「あはは。先輩達を応援したからに決まってるじゃないですか」

掠れて、上手く声が出ないが、喋った瞬間ぴりっと痛んだので喉を押さえる。

「そうだったな。ありがとう。――今日、一番お前の声が聞こえてきた。プレッシャーに乗り込まれそうな客席をお前が変えてくれたんだよな。――その声で」

近衛先輩は、ふわりと私を簡単に抱きあげた。

「先輩、肩っ」




「ありがとう。――御礼を言っても言い足りないぐらいなんだが、悪い。自分へのご褒美を貰ってもいいだろうか」

「ご褒美? 何が欲しいんですか」


近衛先輩がそんなことを言ってくるのは初めてだった。近衛も優勝で興奮を隠せないのかもしれない。


「佐々木澪。甲子園もお前の応援が欲しい」
「ふぁ」
「甲子園まで俺に着いてきて欲しい。――澪」

「先輩」


そう言った後、近衛先輩は耳元で『好きだ』と伝えてくれた。じわじわと広がる喜びが、全身を甘く痺れあがらせる。


「連れってって」


近衛先輩の首に抱きついた。掠れた声でも、泣き声でも、きっと伝わると信じて。


「私も、です。好きです」


音は上に響いていくという。青空を見上げる先輩に、私の音色が響いたというならば、私は先輩の心に届きたい。
吸い込まれそうな青い空、空に溶け込みそうに抱きあげられて――その人の見える青空の中に映し出された。

Fin
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