元文化部と元運動部の深夜ウォーキング
というか、サークルの飲み会はそんなに遅くまであったわけじゃないのに現在深夜二時。

我ながら寝過ぎだと思う。

「笠木くんはどうする? 私は今からタクシー呼ぶけど、笠木くんも一緒に呼ぶ?」

「んー、俺はここから家近いし歩くわ」

「そうなの?」

「うん、五キロくらい」

「え!? 近くないじゃん!」

私はつい驚いて、タクシーを呼ぼうとしていたスマホ画面から顔を一気に笠木くんに向けてしまう。

「一時間くらいで歩けるよ?」

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