クールな王子様からの溺愛なんて、聞いてません!!

✳︎

家に着くと荷物を放り、俺はソファに寝転がった。


ポケットから取り出したチケットを机に置き、スマホを手に取ると、華子とのトーク画面を開いた。


少し迷ってから、メッセージを打ち込む。


『夏祭り、一緒に行かないか?』


しばらくして、スマホが短く震えた。


『行きたいです!』


華子からの返信に、思わず頬が緩む。


そのままスマホを手に持ち直し、もう一度その文字を眺めた。


華子からの返事を見るに、楽しみにしてくれているのは間違いない。


…こんな機会をくれた丹羽に感謝だな。


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