英雄の妻に転生しましたが、離縁されるようです ~旦那様、悪妻の私を愛さないでください~
ふと目を開いたときには自分の部屋にいて、懐かしい天井を眺めて嬉しくなる。
しかし、なぜだか体が重く、起き上がるどころか腕一本すら動かせない。
すぐに医者が呼ばれ「極度の心労による機能障害」と診断された。要するにショックで熱を出したというわけだ。
それからも熱は上がる一方で、意識が朦朧とする状態というのを生まれて初めて味わった。
ぐったりしたまま目覚めてはまた眠りを繰り返していたが、横を見ればいつもそばにルシウス様の姿があり、ぎゅっと手を握られていたのを覚えている。
そんなこんなで一時はどうなることかと思ったが、数日間こんこんと眠り続けたあとは嘘のように熱が引いて、呪縛から解かれたみたいに全身が軽くなった。
倒れた日から数えて七日目になる今日は、もう立ち上がって歩いてもよさそうなのだが、その許可はまだ出ない。
それでも屋敷の面々が代わるがわる話し相手になってくれるので、退屈はしていなかった。
しかし、なぜだか体が重く、起き上がるどころか腕一本すら動かせない。
すぐに医者が呼ばれ「極度の心労による機能障害」と診断された。要するにショックで熱を出したというわけだ。
それからも熱は上がる一方で、意識が朦朧とする状態というのを生まれて初めて味わった。
ぐったりしたまま目覚めてはまた眠りを繰り返していたが、横を見ればいつもそばにルシウス様の姿があり、ぎゅっと手を握られていたのを覚えている。
そんなこんなで一時はどうなることかと思ったが、数日間こんこんと眠り続けたあとは嘘のように熱が引いて、呪縛から解かれたみたいに全身が軽くなった。
倒れた日から数えて七日目になる今日は、もう立ち上がって歩いてもよさそうなのだが、その許可はまだ出ない。
それでも屋敷の面々が代わるがわる話し相手になってくれるので、退屈はしていなかった。