【書籍化】幼馴染のエリート外交官にカラダから堕とされそうです
「楓……もう絶対に俺から逃がさない。しっかり約束は守ってもらうぞ――」


 ――何も、考えられない……

 意地悪なようで、どこまでも甘い言葉。
 その囁きに、心の奥がとろけていく。

 ――もう望んではいけないと思っていたのに。

 どうして私の前に現れて、こんなにも優しくしてくれるの。

 理解できないまま、優しい腕に包まれて。
 幸せな余韻に沈み込みながら、私は静かに目を閉じた。
 

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