上野原ユキという怪異についてご報告ください
そう。
確かに私はあの長い長い階段から落下したはずなんです。
でも、気が付くと私は文芸部の部室の前に立っていました。

中からは楽しそうな部員たちの声が聞こえてきて、メマイはいつの間にかおさまっています。
私はただ呆然とその場に立ち尽くしました。

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