クールな上司の〝かわいい〟秘密 ――恋が苦手なふたりは互いの気持ちに気づけない
中途半端な気持ちで店長をしていることに申し訳なさを感じながら、今まで店長業務をこなしてきた。そんな毎日が、今日終わるかもしれない。
前向きに考えようと言い聞かせながら駅前に着くと、茉寛さんは既に改札前で待っていた。
彼はいつもとは異なり、小さなバックを肩に掛けたラフなファッションだ。長袖シャツをまくり上げた爽やかな雰囲気は、いつもの彼と違っている。
「お待たせしてすみません」
なんとなく違和感を覚えながら、彼へと駆け寄る。
「いや、そんなに待ってはいない。店を予約してあるんだ。行こうか」
彼はそう言うと、買っておいてくれたらしい切符を私に差し出した。
「どこに行くんですか?」
「横浜だ」
彼は私の声に淡々とそう答える。
(きっと、相談はいつもとは違う場所でっていう彼の気遣いだよね)
そう思いながら、私は改札を入ってゆく彼に続いた。
前向きに考えようと言い聞かせながら駅前に着くと、茉寛さんは既に改札前で待っていた。
彼はいつもとは異なり、小さなバックを肩に掛けたラフなファッションだ。長袖シャツをまくり上げた爽やかな雰囲気は、いつもの彼と違っている。
「お待たせしてすみません」
なんとなく違和感を覚えながら、彼へと駆け寄る。
「いや、そんなに待ってはいない。店を予約してあるんだ。行こうか」
彼はそう言うと、買っておいてくれたらしい切符を私に差し出した。
「どこに行くんですか?」
「横浜だ」
彼は私の声に淡々とそう答える。
(きっと、相談はいつもとは違う場所でっていう彼の気遣いだよね)
そう思いながら、私は改札を入ってゆく彼に続いた。