クールな上司の〝かわいい〟秘密 ――恋が苦手なふたりは互いの気持ちに気づけない
帰宅後、なんだか一気に疲れが押し寄せてきて、私はソファにだらりと座った。ポケットにしまっていたスマホが邪魔で取り出すと、ロック画面にメールの新着通知が表示されていた。
母が言っていたアレだろうと思い、重たい気持ちでメーラーを開く。だがそこに表示されていた差出人は、思いもよらぬ人物だった。
(智田SV……)
とくりと胸が跳ねたのは、彼からメールが来るなんて思わなかったからだろう。
彼の名をタップして、メールを開く。
【電話、大丈夫だったか? なにかあれば、遠慮なく言ってくれ】
自分を慮ってくれる内容に思わず胸がときめき、なにをときめいているんだと自分を咎めた。
(智田SVは、身内に大事があったら仕事に穴が開くかもしれないから、それを心配してくれただけ)
上司として、抜かりない。先ほどのときめきも、上司としての彼へ憧れだ。
そう言い聞かせ、なにもなかった旨を彼に返信する。それが送信完了となった時、新たなメールを受信した。今度こそ母からだった。
母が言っていたアレだろうと思い、重たい気持ちでメーラーを開く。だがそこに表示されていた差出人は、思いもよらぬ人物だった。
(智田SV……)
とくりと胸が跳ねたのは、彼からメールが来るなんて思わなかったからだろう。
彼の名をタップして、メールを開く。
【電話、大丈夫だったか? なにかあれば、遠慮なく言ってくれ】
自分を慮ってくれる内容に思わず胸がときめき、なにをときめいているんだと自分を咎めた。
(智田SVは、身内に大事があったら仕事に穴が開くかもしれないから、それを心配してくれただけ)
上司として、抜かりない。先ほどのときめきも、上司としての彼へ憧れだ。
そう言い聞かせ、なにもなかった旨を彼に返信する。それが送信完了となった時、新たなメールを受信した。今度こそ母からだった。