からかわないでよ、千景くん。
*あとがき*
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
個人的……とっっっっっっても、妄想がはかどって!書きやすかったです!
ここまで、際どい(?)キス以上(?)のことを文章で表現するのが苦手で今までは避けてきましたが、
なんとか表現できたのではないか…と思っています…。(わかりません)
互いに気持ちを隠したまま、欲しがって欲しがって…気付いたら互いに翻弄されている2人。
「好き」という気持ちが、時に不器用で、時に大胆で、でもいつも真剣であることを描きたくて生まれました。
ふたりの関係は、甘くて、ちょっと笑えて、でもどこか切なくて。
読んでくださったあなたの胸にも、少しでもキュンとする瞬間が届いていたら嬉しいです。
なずなは、千景くんの前では、自然と笑えて、照れて、泣いて、甘えて—— そんな自分に気づいたとき、ようやく「これが好きなんだ」って、心が動いた。
千景くんは、そんななずなをからかいながらも、ちゃんと受け止めてくれる男の子。
ふたりのやりとりは、誰にも見せたくないけど、誰かに読んでほしい——そんな気持ちで綴りました。
恋って、完璧じゃなくていい。
照れたり、泣いたり、鼻血出したり(!)しても、「好き」があれば、それだけで十分なんだと思います。
これからも、ふたりの物語を見守っていただけたら嬉しいです。
この物語を読んでくれたあなたにも、そんな“好き”が、優しく届きますように。
ここまで、読んでくださり、ありがとうございました。
そして、いつかまた――どこかで。
