からかわないでよ、千景くん。



ほんとだよ。言ってないもん。

タイプとか、まだよく分かんないし…。


「千景みたいな意地悪野郎は好きじゃないってさ〜」


「はは。そうだろうね」



わわわ…! 志緒ちゃん、千景くんに余計なこと言わないで〜!

なぜか、2人の間に火花が見える。バチバチって、目に見えるくらい。

私はその間に挟まれて、ただただ焦るだけ。

そして志緒ちゃんは、意味の分からないことを言い出した。



「私は、笹村を応援する」



えっ…? ど、どういうこと…?

そのまま、志緒ちゃんはスタスタと自分の席へ行ってしまった。

残された私は、ぽかん。

そして、隣には千景くん。


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