さくらびと。 恋 番外編(3)




「ずっと見てたよ。頑張ってる姿を」






そう言われて胸が熱くなる。でも素直になれない自分が情けなかった。




「でも……さっきの人……」




「え?ああ、宮田さんのこと?」







「腕、組んでたので……」







「あー、あれは彼女が酔ってふらついてたから支えただけで」



「でも……」





言いかけて言葉を飲み込んだ。嫉妬に駆られている自分が恥ずかしい。





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