さくらびと。 恋 番外編(3)
「ん……」
小さな声が漏れた。羞恥と興奮が入り混じる不思議な感覚に包まれる。
これ以上の行為はできないことは分かっていた。
それでも彼との繋がりを欲してしまう自分に驚いた。
「 」
唇が離れた後、彼が耳元で囁くように告げる。
その言葉だけで全身が熱くなるのを感じた。
「私も……」答えかけたところで現実に引き戻される。
休憩室のドア越しに足音が聞こえてきたのだ。
「戻ろう。」
有澤先生は名残惜しげに体を離した。
「続きは……また、今度。」