恋は、苦くて甘い
その日1日、私は海翔を励ますために頑張った。

『今日の朝ごはん何食べた〜?』

『さっきの授業難しくなかった?』

『給食美味しかったね』

『家帰ったら何する??』

いろいろなどうでも良いことをたくさん話した。

海翔は、少しずつ元気を取り戻している気がした。

でも、完全復活するまでは時間がかかった。

移動教室のとき1人でトボトボ歩いていたり、昼休み1人で読書をしていたり。

今日、海翔に話しかけている人は、私と新平くらいだった。
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