恋は、苦くて甘い
それから2ヶ月後、私は部活と勉強に絶賛打ち込み中。

もうすぐ中総体やテストがある。

私が所属しているのは剣道部。だからいつも荷物が多い。

部活がある日は、学校のバッグと剣道の道具のどっちも持ってこないといけない。しかも、テストがあるから学校のバッグはハンパなく重い!!

そんな重いものを持ちながら登校すると、みんなからの視線を感じるから、なるべく早い時間に学校に行く。

今日は、その日なのだ。

学校まであと半分というところで、海翔と出会った。

「美咲、おはよ!めっちゃ重そうだね...俺、手伝うよ」

「いや、申し訳ないから大丈夫だよ」

「また強がって〜、ホントは辛いくせに」

「んっ...。」

「ほら、貸してみ」

海翔の手が伸びてきて、気づいたら体が軽くなっていた。

「やばっ!これ想像の10倍重いわ!」

「えっ、ごめん... やっぱり自分で持つよ」

「大丈夫だよ、俺そんなに弱くないし」

海翔は、はにかんでそう言っていたが、実際のところすごく重そうだ。
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