Semisweet.
「俺明日朝早いんだけど。こんな時間に呼び出されると思ってなかったわ。」
「ごめんって…。」
行きつけの居酒屋に瑞野を呼び出してその隣で日本酒を口にしている。
明日朝早いと文句を言いながらも呼べばすぐに来てくれる瑞野には感謝している。
瑞野は何かを飲むでも食べるでもなく頬杖を付いてカウンターの奥にあるお酒をボケッと見ていた。
「で、今度は何?」
「元カレに会おうって言われた。」
「何でそんな話になんの?」
瑞野は少し驚いた後呆れた表情をして、誰もが感じる疑問を口にしていた。
私だって聞きたい。
会わずにこのままさよならするつもりだったし、それでも勝手に物は捨てられないから困る。
「私の部屋にまだあの人の私物がある。それを勝手に捨てるのも抵抗があって、送るか捨てていいなら捨てるって言ったら会おうって言われた。」
「変な所律義だよね、菜穂。」
律義とかなのかこれは。
他の方は元カレとなった瞬間に全ての物を捨てるんだろうか。
仮にも人の物で、私にはそうするのは抵抗があっただけだ。
「てか会わなくて良いじゃん。俺が持ってくか、代わりに捨ててやろうか?」
「え、何で?」
「まだ手出しやすい女って勘違いされてんだよ。じゃなきゃ元カノに会おうなんて言わないだろ。」
「手出しやすい女って…。」
別れた相手に?増々分からない。男心とでも言うのだろうか。
「ごめんって…。」
行きつけの居酒屋に瑞野を呼び出してその隣で日本酒を口にしている。
明日朝早いと文句を言いながらも呼べばすぐに来てくれる瑞野には感謝している。
瑞野は何かを飲むでも食べるでもなく頬杖を付いてカウンターの奥にあるお酒をボケッと見ていた。
「で、今度は何?」
「元カレに会おうって言われた。」
「何でそんな話になんの?」
瑞野は少し驚いた後呆れた表情をして、誰もが感じる疑問を口にしていた。
私だって聞きたい。
会わずにこのままさよならするつもりだったし、それでも勝手に物は捨てられないから困る。
「私の部屋にまだあの人の私物がある。それを勝手に捨てるのも抵抗があって、送るか捨てていいなら捨てるって言ったら会おうって言われた。」
「変な所律義だよね、菜穂。」
律義とかなのかこれは。
他の方は元カレとなった瞬間に全ての物を捨てるんだろうか。
仮にも人の物で、私にはそうするのは抵抗があっただけだ。
「てか会わなくて良いじゃん。俺が持ってくか、代わりに捨ててやろうか?」
「え、何で?」
「まだ手出しやすい女って勘違いされてんだよ。じゃなきゃ元カノに会おうなんて言わないだろ。」
「手出しやすい女って…。」
別れた相手に?増々分からない。男心とでも言うのだろうか。