秘密の恋/未必の故意
 二人は、夫婦どころか恋人でもなく、幼馴染である。
 ふと、玲司は思い出したように、
「あ、そうだ。今度、親戚の結婚式があるんだ。でもなぁ⋯⋯パスしようかな」
「どうして?」
「親戚と言っても、初めて会う人だよ?それに⋯⋯」
 玲司は、日美子に対して常に過保護だ。
 それには理由がある。
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