執拗に愛されて、愛して
翌朝の事だった。時刻も9時頃になっていて、インターフォンが聞こえて、首をかしげる。
普段来客なんてないから不思議に思っていたのだけど、ひとまずインターフォンモニターを見に行った。画面を見ると黒いキャップを深くかぶった男性が写っていた。
配達員という感じでもないし、何事かとひとまず通話「はい」と出ると『あ、隣に越してきた者なんですが、ご挨拶に参りました。』と爽やかな声が聞こえてきた。
私が外に出ないから気付いていなかったのかわからないけれど、誰かが引っ越してきたらしい。そもそも隣はいつ空室になったのかも知らない。最近まで住んでいたはずだけど…。
不審に思いながらも「お待ちください。」と声を掛けて出られる状態を整えてから、玄関の扉を開け、隙間から相手の顔を覗き込んだ。
開けてすぐ私は驚いて大きな声を出しそうになるけれど、それを相手が気付いて玄関にすぐに入ってきて私の口元を手で覆う。
すぐに口元から手を放してあきれた表情を見せていた。
「バカ。通報されたらどうすんだよ。」
「な、何でここに…。」
「天気の荒れ落ち着いてから車走らせてきた。休みが全部暇になるのくそうぜぇし。」
そう言いながらキャップを脱いで「不用心だな~、相手の顔見えないのに開けるなんてさ。」と、仕掛けた側に不用心さをツッコまれるの納得がいかない。
普段来客なんてないから不思議に思っていたのだけど、ひとまずインターフォンモニターを見に行った。画面を見ると黒いキャップを深くかぶった男性が写っていた。
配達員という感じでもないし、何事かとひとまず通話「はい」と出ると『あ、隣に越してきた者なんですが、ご挨拶に参りました。』と爽やかな声が聞こえてきた。
私が外に出ないから気付いていなかったのかわからないけれど、誰かが引っ越してきたらしい。そもそも隣はいつ空室になったのかも知らない。最近まで住んでいたはずだけど…。
不審に思いながらも「お待ちください。」と声を掛けて出られる状態を整えてから、玄関の扉を開け、隙間から相手の顔を覗き込んだ。
開けてすぐ私は驚いて大きな声を出しそうになるけれど、それを相手が気付いて玄関にすぐに入ってきて私の口元を手で覆う。
すぐに口元から手を放してあきれた表情を見せていた。
「バカ。通報されたらどうすんだよ。」
「な、何でここに…。」
「天気の荒れ落ち着いてから車走らせてきた。休みが全部暇になるのくそうぜぇし。」
そう言いながらキャップを脱いで「不用心だな~、相手の顔見えないのに開けるなんてさ。」と、仕掛けた側に不用心さをツッコまれるの納得がいかない。