執拗に愛されて、愛して
「おっけ、どっか行きたい所は?」

「バー!バーに行きたいです!」

「勢いすご。その近くで良さそうな泊まれそうな所探しとく。」


 首を何度も振ると雅が少し笑って額に口付けをしてくる。

 最近ようやく出来るようになった少しのこの2人きりの時間。この時間嫌いじゃない。


「…遅刻する、行ってくる。」

「行ってらっしゃい。」


 見送ってくれる雅に手を振って玄関のドアを開ける。

 こんな風に2人でデートの約束なんて出来た事も無いから楽しみかも。少し浮足立った状態で会社に向かう。


 これからも家族4人で、ずっと仲良く過ごしていきたい。それだけが願いだ。



『執拗に愛されて、愛して』End.
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