執拗に愛されて、愛して
恋愛経験は決して豊富ではない私だけど、それでも今までで一番好きだったと言える。一度は結婚なんかも本気で考えた事すらある。雅くんが大学卒業して、離れる時に『夏帆が卒業したら結婚しよ。』なんて、プロポーズしてくれて、あの頃の私はまだ学生だったのに本気だった。
もう、そんな風に誰かを一途に好きで居てくれる雅くんはいない。
当時、仕方なく振ってしまったのは私だったけれど、それでも別れた事をずっと後悔して、かなり長く引き摺っていた相手だった。
付き合っている時の雅くんは今では考えられないくらい一途に好きで居てくれて、私もそんな雅くんが大好きだった…。
なんてそこまで考えてみたが、いや…、5年前の事を言い出してもだわ。と、そんな感情は溜息と一緒に外に追いやった。別れた元彼にこんな事思う必要が無い。遊び人になってしまった所で、私には何の関係も無いのだ。
「てか今何してんの。夏帆。」
雅くんの言葉で考え事をやめ、意識を会話へと戻す。
「普通の会社の広報。」
「へー、なんか意外。てっきり何だかんだアパレルとか行くと思ってた。」
「何で?」
「おしゃれとか好きだったじゃん。頭の天辺から足の爪先まで着飾るの楽しいって感じだったし。」
確かに私はオシャレや美容関係のお仕事に興味があった。というか、今も趣味として自分でしてみたり、雑誌を読んだりするのは好きだ。
美容師やアパレル関係のお仕事も高校時代は夢見ていたけれど、大学進学する時にとっくに諦めていた。人にメイクや髪をして、服を決めてあげたりするのは趣味だからこそ楽しめると思った事もあったから。
今の仕事も働いてみたら凄くやりがいを感じて、何の後悔もしていない。
もう、そんな風に誰かを一途に好きで居てくれる雅くんはいない。
当時、仕方なく振ってしまったのは私だったけれど、それでも別れた事をずっと後悔して、かなり長く引き摺っていた相手だった。
付き合っている時の雅くんは今では考えられないくらい一途に好きで居てくれて、私もそんな雅くんが大好きだった…。
なんてそこまで考えてみたが、いや…、5年前の事を言い出してもだわ。と、そんな感情は溜息と一緒に外に追いやった。別れた元彼にこんな事思う必要が無い。遊び人になってしまった所で、私には何の関係も無いのだ。
「てか今何してんの。夏帆。」
雅くんの言葉で考え事をやめ、意識を会話へと戻す。
「普通の会社の広報。」
「へー、なんか意外。てっきり何だかんだアパレルとか行くと思ってた。」
「何で?」
「おしゃれとか好きだったじゃん。頭の天辺から足の爪先まで着飾るの楽しいって感じだったし。」
確かに私はオシャレや美容関係のお仕事に興味があった。というか、今も趣味として自分でしてみたり、雑誌を読んだりするのは好きだ。
美容師やアパレル関係のお仕事も高校時代は夢見ていたけれど、大学進学する時にとっくに諦めていた。人にメイクや髪をして、服を決めてあげたりするのは趣味だからこそ楽しめると思った事もあったから。
今の仕事も働いてみたら凄くやりがいを感じて、何の後悔もしていない。