お守りに溺愛を込めて~初恋は可愛い命の恩人~
そして私達の会話が落ち着くと、司会者の方がアナウンスを始めた。
「続きまして、もうお一組、新郎 爽維さん、新婦 葵さんのご入場です!皆さま、どうぞ大きな拍手でお迎えください!」
BGMが先程とは違うポップな曲に変わると、この明るい照明の中を、腕を組んだ背の高い二人がこちらに向かってズンズン歩いてきた。
葵は昔っから「バージンロードを親と歩くとか無理!恥ずかしくて無理!」て言ってたもんね。
そして、響と私のいるステージまで来ると、葵がニコニコ…いや、ニッカニッカ笑いながら「おっまたせー」なんて手を振った。
「ちょっと葵、歩くの早くない?」
小声で言ったつもりが近くの人にも聞こえてたらしく「今まで見た中で最速の新婦だったよ!」なんて声が飛んできたけど、それにも「あっら、足が長くてごめんね~」なんて返すから、会場内に笑いが起こって、少しだけ残ってた私の緊張もきれいに消えちゃった。あははっ
そんな程よく砕けた雰囲気のなか始まった二組合同の人前結婚式は、最高に楽しくて幸せな時間だった。
中でも一番の幸せと驚きは、誓いの言葉の後の指環の交換。
響から結婚指環をはめてもらうと〝本当に響と結婚したんだ!〞って実感がわいてきて、もう嬉しくて嬉しくて、思わずにまにましちゃった。
それから私が響に指環をはめてあげると、響も「ヤベぇ、嬉しくてニヤけるな、これ」なんて笑ってたっけ。
嬉しくてまた左手の指環を見ていたら、不意に目の前を覆っていたベールがふわっと上がったの。
あ、視界がクリアになった。
…と思って顔を上げたら「奈都子、愛してるよ。これからもっともっと幸せになっていこうな」ってゆっくりキスされちゃった!
キャー!こっこんな大勢の前で!
親族も会社関係の人もたくさんいるのに!
唇が離れても嬉しさと恥ずかしさでドキドキが止まらなかったんだけど、葵が「ほー、やっぱイイ男と可愛い女は絵になるわねー!」なんて、両手で作った指フレームから覗いて言うものだから、また会場内で笑いが起きて、私の恥ずかしさもこれまたどこかに飛んでっちゃった。
「続きまして、もうお一組、新郎 爽維さん、新婦 葵さんのご入場です!皆さま、どうぞ大きな拍手でお迎えください!」
BGMが先程とは違うポップな曲に変わると、この明るい照明の中を、腕を組んだ背の高い二人がこちらに向かってズンズン歩いてきた。
葵は昔っから「バージンロードを親と歩くとか無理!恥ずかしくて無理!」て言ってたもんね。
そして、響と私のいるステージまで来ると、葵がニコニコ…いや、ニッカニッカ笑いながら「おっまたせー」なんて手を振った。
「ちょっと葵、歩くの早くない?」
小声で言ったつもりが近くの人にも聞こえてたらしく「今まで見た中で最速の新婦だったよ!」なんて声が飛んできたけど、それにも「あっら、足が長くてごめんね~」なんて返すから、会場内に笑いが起こって、少しだけ残ってた私の緊張もきれいに消えちゃった。あははっ
そんな程よく砕けた雰囲気のなか始まった二組合同の人前結婚式は、最高に楽しくて幸せな時間だった。
中でも一番の幸せと驚きは、誓いの言葉の後の指環の交換。
響から結婚指環をはめてもらうと〝本当に響と結婚したんだ!〞って実感がわいてきて、もう嬉しくて嬉しくて、思わずにまにましちゃった。
それから私が響に指環をはめてあげると、響も「ヤベぇ、嬉しくてニヤけるな、これ」なんて笑ってたっけ。
嬉しくてまた左手の指環を見ていたら、不意に目の前を覆っていたベールがふわっと上がったの。
あ、視界がクリアになった。
…と思って顔を上げたら「奈都子、愛してるよ。これからもっともっと幸せになっていこうな」ってゆっくりキスされちゃった!
キャー!こっこんな大勢の前で!
親族も会社関係の人もたくさんいるのに!
唇が離れても嬉しさと恥ずかしさでドキドキが止まらなかったんだけど、葵が「ほー、やっぱイイ男と可愛い女は絵になるわねー!」なんて、両手で作った指フレームから覗いて言うものだから、また会場内で笑いが起きて、私の恥ずかしさもこれまたどこかに飛んでっちゃった。