君と始める最後の恋
「る、類くん!」
「話してる暇ない。早く総務課の用事済ませてきて。君には補佐変わる前に働いてもらわないといけない事山程あるからね。」
そう言いながら私の背中を押してオフィスの外に追いやる。
私の類くん呼びもそうだけど、類くんが私の身体に簡単に触れるから周りは変な目で見ていて私と類くんが付き合ってるんじゃないかって噂はすぐに広まった。
本当この人結構無茶苦茶だ!
𓂃𓈒𓂂𓏸
「公認カレカノおめでとうございます!」
お昼一緒に食べていた志織ちゃんにそんなふうに祝われてもそんなハイテンションにはなれない。というのも、前に進んだ事自体は良いのだけど、久しぶりに類くんがスパルタすぎる。
『君さ、そんなんで期間内に引き継ぎ間に合うの?』
『違う課とか部署行ってそんなポンコツまだ披露する気?この2年何を学んできたわけ。』
『だから違うって、しっかりしなよ。ポンコツ』
上の3つだけでは収まらないけれど、既に午前中だけでも数々のお叱りを受けている。そう言われ続けた結果久しぶりの一ノ瀬先輩と言い合いになった。
『わかってますよ!桜庭は褒めた方ができる子です!そんなにポンコツポンコツ言わないでください!』
『はいはい、レッサーパンダが二足歩行で威嚇しても怖くないから、その手は下ろして早くキーボードに置いて。』
『~~ッ!』
むっかつく!って久しぶりになりながら先輩後輩の言い合いをした。最近類くんのスパルタが減って、この喧嘩も無くなってきていたのに、久し振りに入社当時を思い出した。ずっと目の前の席で喧嘩している私達を、志織ちゃんと小川くんが唖然として見ていた。
確かに類くんの作業ペースに比べると私はまだまだだけどさ!なんて、怒っている内に引継ぎ所でもなく、昼休みを迎えることになっていた。
「話してる暇ない。早く総務課の用事済ませてきて。君には補佐変わる前に働いてもらわないといけない事山程あるからね。」
そう言いながら私の背中を押してオフィスの外に追いやる。
私の類くん呼びもそうだけど、類くんが私の身体に簡単に触れるから周りは変な目で見ていて私と類くんが付き合ってるんじゃないかって噂はすぐに広まった。
本当この人結構無茶苦茶だ!
𓂃𓈒𓂂𓏸
「公認カレカノおめでとうございます!」
お昼一緒に食べていた志織ちゃんにそんなふうに祝われてもそんなハイテンションにはなれない。というのも、前に進んだ事自体は良いのだけど、久しぶりに類くんがスパルタすぎる。
『君さ、そんなんで期間内に引き継ぎ間に合うの?』
『違う課とか部署行ってそんなポンコツまだ披露する気?この2年何を学んできたわけ。』
『だから違うって、しっかりしなよ。ポンコツ』
上の3つだけでは収まらないけれど、既に午前中だけでも数々のお叱りを受けている。そう言われ続けた結果久しぶりの一ノ瀬先輩と言い合いになった。
『わかってますよ!桜庭は褒めた方ができる子です!そんなにポンコツポンコツ言わないでください!』
『はいはい、レッサーパンダが二足歩行で威嚇しても怖くないから、その手は下ろして早くキーボードに置いて。』
『~~ッ!』
むっかつく!って久しぶりになりながら先輩後輩の言い合いをした。最近類くんのスパルタが減って、この喧嘩も無くなってきていたのに、久し振りに入社当時を思い出した。ずっと目の前の席で喧嘩している私達を、志織ちゃんと小川くんが唖然として見ていた。
確かに類くんの作業ペースに比べると私はまだまだだけどさ!なんて、怒っている内に引継ぎ所でもなく、昼休みを迎えることになっていた。