キミの隣は俺の場所
制服の裾を握って、困ったように立ち尽くしてる。


 どこをどう歩けば、こんな場所に迷い込むんだ。


 よりによって、“ここ”に。


 
 (……嘘だろ)


 
 心臓が一度、強く鳴った。


 だけど、それを顔に出すわけにはいかなかった。


 
 「――入るな」
 
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