年上彼女と年下俺様
響はまだ延びるのかな…。



ママさんもパパさんも長身だもんね…。



「休日は何をしてますか?」

「普通にデートっスね。買い物行ったり街フラついたり?家デートもあるけど土日は里佳チャンが仕事なんでなかなか時間合わないかな?」

「里佳チャンはカフェ勤務だもんね!!そんな二人の出会いが気になるんだけどなぁ~…。」

「それは~…。まぁ里佳チャンのバイト先の常連だったって事で…。」



うん、ウソは言ってない!!



頭イイね響…。



「響君は里佳チャンの事『里佳チャン』って呼んでるの?」

「あ、何か癖みたいなもんで…。でも里佳チャンは呼び捨てっスね!!何で!?ってか初対面で呼び捨てだった気がするんですけど!!」

「はははっ!!年上彼女だもんね!!」



そういえば初めから響だ…。



でも今更『響君』なんてキモくて呼べない…。



「じゃあディープな話ししてイイ?」

「「ダメです!!」」



それはムリ!!



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