年上彼女と年下俺様
久しぶりに肌で里佳チャンを感じた…。



幸せかも…。



「何か凄いとこでしちゃったかな…。」

「職場?ははっ!!これで里佳チャンは働きながらも俺を忘れらんねぇな。」

「働きづらいよ~…。」

「じゃあ帰るか。運転出来んの?」

「しなきゃ帰れないでしょ…。」



こんな時は年下がイヤになる。



俺が運転する車に里佳チャンを乗せてドライブとかしてぇ…。



助手席もイヤではナイけど何となく男としてイヤだ。



「ねぇ響、あたしがイタリア行ったら浮気する?」

「はぁ?しねぇよバカ。まだ信用ねぇのかよ…。」

「ないわけじゃないんだけどさ…。何か今回はあたしから離れるじゃん?自分の都合で響をほったらかしにするって言うか…。」

「そんなの俺も同じ。俺が仕事でどっか行ったら里佳チャンは浮気すんの?」

「しないけど…。」



深く考えすぎ。



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