年上彼女と年下俺様
響が付けたキスマークももう消えちゃったよ~…。



会いたいな…。



日本に帰りたい…。



あたしのお家に…。



こんな風に思ったのは産まれて初めて。



きっと響が暖かい場所をくれてた証拠。



「あたし超欲求不満…。」

「俺もしときゃよかった…。」

「「日本に帰りてぇ~…。」」



あたしとてっ君、ダメダメな社員になり下がってます。



ホテルはもちろんてっ君とは別室。



寂しいよ~…。



でも今日はちょっと違ってた。



ビィ~ッと鳴った部屋のベル…。



「はい?」

「お嬢さん、おヒマなら飲みに行きませんか?」

「オーナー!!」



オーナーが目の前にいる!!



何で!?



カッコイイ…。



「どうしているんですか!?」

「仕事でこっちに来たから寄ってみた。哲平も着替えて出てくるけど行く?」

「行きます!!」



何だか嬉しかった。



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