年上彼女と年下俺様
奴らと同じ日の収録。



ノックしてから楽屋に入った。



「おぅ。」

「何だよその偉そうな態度。」

「僕達のが偉いし?約束は約束よねん?」

「ちょっと顔がよくて踊れて歌うまいからって調子に乗ってんじゃねぇぞ。」

「それ誉め過ぎだから。」



バカに興味はない。



俺達の邪魔をする奴は片っ端からぶっ潰す。



「で?今日ヨロシクね?バックダンサー。」

「あぁ!!マジムカつく!!」

「それが上のもんに対する態度かリーダーさんよぉ?」

「なんでお前らなんかに!!」



悔しそうな奴らは今日俺達のバックダンサー。



負けを認めたあっち側からの提案で仲良しっぽくアピるんだとさ。



「リズ達事務所のエージェントだから。社長の言う事は絶対なの。ごめんね?」

「カワイイ顔してムカつく女…。」

「カワイイ?自覚してま~す。じゃ、ヘマしてリズ達の顔に泥塗んないでね。チャオ。」



今回、多分リズが一番やる気だったんだと後から知った…。



はい、解決!!



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