年上彼女と年下俺様
渡したネックレスは出産を頑張ったご褒美。



「見て詩~!!響が買ってくれた!!」

「ウーのは?」

「ブーもらったでしょ?」



こうやって頑張ってくれてるからな…。



ムカついたけどやっぱり好きだし…。



「和音、里佳チャンカワイイな…。」

「…………。」

「お前もカワイイなぁ~!!いつからそんなに起きてんだ!?わかる!?俺響~!!」



里佳チャンがいて、詩がいて、和音がいて…。



大事な物が全部ある。



俺すっげぇ幸せだ。



「あっ!!帰ってからチュウしてねぇ!!里佳チャン、おいで。」

「詩が見てるよ?」

「気にすんな。詩、里佳は響んだからな。」



大切な人をこうして抱きしめて…。



伝えたい想いはきっと死んでも伝わらない。



それくらい愛しい。



「響っ…もう…。」

「離さねぇよ。でも…続きは夜な?」



すっげぇ愛してるよ…。



「死ぬまで俺の愛する里佳チャン!!」



END
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