推しが隣に引っ越してきまして 〜月の裏がわ〜
佑月side
次の日の朝。
眞鍋のスマホのアラームが鳴る。スマホを見ると、7:30。
酔っててもちゃんとアラームかけてる辺り、彼はちゃんとマネージャーなんだなと思う。
眞鍋がムクッて体を起こす。「あぁ、頭いた……。飲み過ぎたぁ。」
眞鍋がキッチンに向かい、コップに汲んだ水をひと息で飲み干す。
それから、ハッて息を吸い込んだ。
「どうした。」
「何やってんだろ俺。俺、昨日インフル女と…」
「記憶あんだ。」
「いや、断片的に…手を振って見送りした記憶が…。」
膝からへなへなと崩れ落ちる。
思わずブ、って噴き出してしまう。
「ヤバッ、てかこれ俺運転しても大丈夫すかね!?呼気検査引っかかりますかね?」