イケメン社長からの溺愛が止まらない
第3章
繋がる想い
8月の下旬。
ついに退院の日がやってきた。
あんなことがあった後ということもあり、神楽さんの家ではなく、実家でお世話になることになった。
家の中に入ると、装飾がされていて、豪華な料理がテーブルに並んでいて……。
みんなで私のことを歓迎してくれた。
私がこの家にいる間は、神楽さんも一緒に住むらしい。
「莉子ちゃ~ん!久しぶり!!」
「キャッ!」
いきなり抱き着かれ思わず小さく悲鳴を上げてしまう。
「おい、何してんだよ」
「え~、だってすっごく久しぶりだったから、思わず」
神楽さんに首元を掴まれているのは、私に抱き着いてきた張本人、大和さん。
仕事が忙しいらしく、家に顔を出してもいないことがほとんどで、神楽さんのご家族の中で一番顔を合わせている回数が確かに少ない。