イケメン社長からの溺愛が止まらない
不貞腐れた顔をして離れたと思うと、数秒後には美味しそうに料理を食べている。
……本当に読めない人……。
「莉子、食べたいものは?」
「え……自分で……」
「ダメ。俺がやりたいの」
神楽さんはその日、自分のご飯は後回しに私のお世話をしてくれた。
自分で出来ると何度も言ったけど、耳には入れてもらえず……。
至れり尽くせりで……。
「何か、悠斗の愛が更に重くなってない?」
「そうね。こんな悠斗見れないから、新鮮でいいじゃない」
「うわ、あそこだけ甘すぎ……」
コソコソとみんなが私を見て話しているのが聞こえて、恥ずかしくなって顔を下に向けた。
それに対して、体調が悪いのかとおでこに手を当てられて……。
……大変な一日だった……。