イケメン社長からの溺愛が止まらない
「……学校に、行こうと思うの……」
いつものメンバーで夕飯を食べている時、私はそう言った。
その言葉に、みんなが固まって、驚いた表情で私を見ている。
依月さんに至っては、手から箸が落ちてる……。
「……り、莉子ちゃん……」
「今から行っても留年は確定だと思うけど……」
「無理してないか?」
悠斗くんの心配そうな声に私は首を横に振った。
「大丈夫。だって今の私には、悠斗くんやみんながいるから」
少し前から考えていた。
学校からの連絡は無いけど、留年は確定だろう。
だったら行かなくても良いかなとか考えたけど、やっぱり学業は終えておいた方が良いと思った。
『高校卒業』という肩書があった方が良いと……。
留年をしたとしても、そっちの方がこの先いろいろと選択の幅が広がると思ったから。