イケメン社長からの溺愛が止まらない

正面玄関に着き、下駄箱に向かう。

私の場所は残っているのか不安だったけど、自分の名前を見つけてホッと息を吐く。


教室へと向かっていると、声が聞こえてくる。



「ねぇ、あの人って……」

「確か乃亜ちゃんのお姉さんだよね?最近全然見てなかったけど……」

「学校辞めたっていう噂もあったけど……」

「良く妹のこといじめといて、来れるよね」

「神経が図太いんじゃない?」



その会話で、私への誤解は解けていないのだと分かる。

みんなの鋭い視線がグサグサと刺さる……。

その視線に耐えながら、教室の前に辿り着く。


中からは声が聞こえてくる。

私はドアの前で、深呼吸をした。

そして手をかけて、ガラッとドアを開ける……。

< 154 / 198 >

この作品をシェア

pagetop