イケメン社長からの溺愛が止まらない
授業が始まっても、教室に入ってくる先生の態度は全員同じだった。
みんな私を見て驚きはするけど、決して声をかけてくることはない。
体育などのクラスメイトと関わることがある授業の時は、保健室に逃げ込んだ。
保健室の先生も私を見て驚いていたけど、『ベッドで寝かせてほしい』と言えば、頷いてそれ以上口を出してくることはなかった。
それ以外の座学の時は、みんなからの放たれる『邪魔者』というのを感じながら、何とか一日耐えた。
そして、帰りのホームルームが終わると、一目散に学校から逃げて、悠斗くんの家に帰った。
家に入ると、玄関で力が抜け、その場に座り込んだ。
「……はぁ……」
これが毎日か……。
あと約5カ月……。
この空気に耐えないといけない……。
1日でこのダメージなのに、私にそれが出来るだろうか……。