イケメン社長からの溺愛が止まらない
新しい年
クリスマスも終わり、今日は終業式。
「莉子、良いお年を!」
「うん、千秋ちゃんも、良いお年を!」
教室を出る私の背中に千秋ちゃんの声が届き、笑顔で手を振る。
そんな私に他のクラスメイトも声をかけてくる。
あの日、私への誤解が解けた日からだんだんとみんなの私への態度は変わっていった。
最初は気まずそうにしていた千秋ちゃんたちだったけど、今では挨拶や普通の会話も出来るほどに……。
その千秋ちゃんに引っ張られるように、クラスメイトたちも私へ声をかけてくれるようになって……。
今では、居心地の良い空間になっている。
……どうして急にみんなからの誤解が解けたのかは、謎のままだけど……。
それはもう、過去のことだと忘れることにした……。