イケメン社長からの溺愛が止まらない

学校を出た私は、どこにも寄らずに一直線に家に帰った。

そして制服から動きやすい服に着替える。


しばらく1人の時間を過ごしていると、ガチャと玄関のドアが開く音がして、玄関に小走りで向かった。



「おかえり!」



悠斗くんの姿を視界に捉えると、勢いのまま抱きついた。

だけど悠斗くんはバランスを崩すことなく、私を抱きとめてくれる。



「ただいま」



サラッと髪を撫でられて、甘い声が返ってくる。



「……はぁ、まただよ」



その声に悠斗くんの後ろに目を向けると、呆れた表情の依月さん。

私は苦笑を浮かべて、体を離す。



「和樹はこの光景を見て、何とも思わないわけ?」

「……別に。今に始まったことじゃないだろ」



興味無さそうに斎藤さんが言葉を返す。

< 178 / 198 >

この作品をシェア

pagetop