イケメン社長からの溺愛が止まらない
……これが神楽さんの家族……。
みんな美男美女過ぎるでしょ……。
「神楽大和、28歳、職業はパティシエです。よろしくね、莉子ちゃん」
「僕は神楽琉生、6歳!小学1年生!よろしくね、お姉ちゃん!!」
ギュッと私の足に抱き着いてきた弟くんに、私の髪に触れようとしてパシッと神楽さんに叩かれているお兄さん。
「ところで、莉子ちゃんは悠斗のことはなんて呼んでるのかな?」
「……か、神楽さん……です」
「なら、ここにいるのは全員神楽だから、僕たちのことは下の名前で気軽に呼んでもらえると助かるよ」
……確かに。
『神楽さん』と言ったら、全員振り向くことになってしまう……。
「何なら、僕と百合のことはお父さん、お母さんと呼んでもらっても構わないから」
穏やかな口調で、なんということを……。
「な、名前で呼べるように……努力します……。あ……ご、ご挨拶が遅れてしまい申し訳ありません。私は、如月莉子、16歳です……」