イケメン社長からの溺愛が止まらない
……分かっている。
深い意味なんて無い、ただの純粋な子どもの疑問。
だけど、心臓がバクバクと音をたてる。
「そ、そうだね……。私も、ある……かな……」
私はちゃんと笑えているだろうか?
百合さんと光里さんに、なんて思われただろう……?
2人の顔を見るのが怖くて、私は食事の間下を向いて食べていた。
それから琉生くんの宿題を一緒にやって、紅茶を飲んだり、話したり……。
でも、頭の片隅には琉生くんの言葉がこびりついている。
……話さないといけない。
いつまでも、皆の優しさに甘えているんじゃダメなんだ……。
帰ってからも、その言葉は離れなかった。
神楽さんが心配そうに見ているのは分かったけど、知らないフリをした。
いつまで経っても話さない私に、神様は罰を与えた……。
いや、これは私が招いたことだ……。