イケメン社長からの溺愛が止まらない

……分かっている。

深い意味なんて無い、ただの純粋な子どもの疑問。

だけど、心臓がバクバクと音をたてる。



「そ、そうだね……。私も、ある……かな……」



私はちゃんと笑えているだろうか?

百合さんと光里さんに、なんて思われただろう……?

2人の顔を見るのが怖くて、私は食事の間下を向いて食べていた。



それから琉生くんの宿題を一緒にやって、紅茶を飲んだり、話したり……。

でも、頭の片隅には琉生くんの言葉がこびりついている。

……話さないといけない。

いつまでも、皆の優しさに甘えているんじゃダメなんだ……。



帰ってからも、その言葉は離れなかった。

神楽さんが心配そうに見ているのは分かったけど、知らないフリをした。



いつまで経っても話さない私に、神様は罰を与えた……。
いや、これは私が招いたことだ……。
< 74 / 198 >

この作品をシェア

pagetop