イケメン社長からの溺愛が止まらない
大和さんが指をさした方にあったのは、大きな観覧車。
それにそれぞれ分かれて乗る事になり……。
「ここはやっぱ公平にあみだくじとか?」
「は?無理。俺は莉子と乗るから」
光里さんの言葉を一刀両断したのは、もちろん神楽さん。
神楽さんは私の手を引くと、観覧車の方に歩いて行く。
戸惑いながら振り返ると、ニヤニヤしているみんなが目に入った。
観覧車はすぐに順番が来て、私の正面に神楽さんは座った。
「今日楽しかった?」
「はい!凄く!遊園地なんて久しぶりで」
「俺も莉子の笑顔がたくさん見れて、楽しかった」
そう言われて、勝手に心臓が音をたて始める。
恥ずかしくなって視線を外して、窓の外に目を向ける。
「なぁ、莉子……」
甘い声に導かれるように顔を正面に戻すと、グッと神楽さんが近づいてきていた。