イケメン社長からの溺愛が止まらない
……昨日はいなかったけど、大人の男性がいない時はこうなんだろうなと何となく感じた。
「お姉ちゃん、手繋ごう!」
「うん」
そう言って小さな手を伸ばしてくる琉生くんのお陰で、少しだけ気がまぎれた。
光里さんはよほどストレスが溜まっていたのか、色々なお店を見ては買っていく。
それは百合さんも一緒で……。
ポンポンと手にとってはレジに持っていき、カードで支払っている。
やっぱり、お金持ちの買い物にはついていけない……。
私は、可愛いなと思う服があっても値段を見てしまうと、さすがに気が引ける……。
だけど、百合さんと光里さんは私に似合うと思う服を何着も手に取り、私の制止を聞かずにレジに持って行ってしまう。
……申し訳ないというか、なんというか……。