イケメン社長からの溺愛が止まらない
帰りの車の中。
私の横では、買ってもらったおもちゃを胸にギュッと抱いて寝ている琉生くん。
その姿を微笑ましく思っていると、助手席に座っていた百合さんが声をかけてきた。
「私たちは莉子ちゃんにたくさんのものを与えたいの。服だって、雑貨だって……ほかの物だって。それは悠斗も同じでしょ?それは莉子ちゃんのことが好きで、幸せになってもらいたいから。だから莉子ちゃんは、ありがとうって笑顔を向けてくれるだけで良いの。それだけで、私たちは本当に嬉しいんだから」
「そうだよ、今まで我慢してた分、発散しないと。大丈夫、うちはKAGURAカンパニーなんだから」
琉生くんの反対に座っていた光里さんまでもが、言葉をかけてくれる。
……正直、そう言われて嬉しい気持ちと感謝の気持ちがある。
だけど、それにただ甘えるだけというのを嫌がっている私がいる……。
きっとこれから先慣れることはないかもしれない……。
でも……。
「…ありがとうございます……っ!」
私は笑顔を浮かべて感謝の言葉を述べた。
その笑顔を見て、2人は驚いた表情をしたけど、すぐに笑顔を返してくれた。