私は… 〜私を救ってくれた人〜
柚月side
診断名はストレス性胃潰瘍だって。原因、いじめがあったことだよね。
本田先生に言ったら自ずと月斗にぃにも連絡行くから知らない先生がいい。
コンコンコン
「夜宮柚月さん?入るよ。」
あ、先生来たのかな…?
「初めまして。俺は小山遼。小児科の医師で、35歳。本田の指導医だったんだ。」
「初めまして、夜宮柚月です。」
カルテで私のことは知っているだろうけどとりあえず挨拶する。
「本田には言えないことなんだよね?聞かせてくれる?」
「月斗にぃには言わないで欲しいんですけど…」
菜月の看病をしていたこと、それで学校を休みがちなこと。
そこからいじめが発生して、この間の文化祭のこと…
「そっか、辛かったね。知られたくなかったんだね。」
「月斗にぃは菜月で精一杯だし、学校に行ったって楽しくないっ…」
私の目からは涙がこぼれた。小山先生は何も言わずに背中をさすってくれた。
「夜宮には言わない。でも、主治医だし本田には言うよ?もちろん口止めする。」
私は頷くので精一杯だった。私はそのあとまもなく眠ってしまった。
本田先生に言ったら自ずと月斗にぃにも連絡行くから知らない先生がいい。
コンコンコン
「夜宮柚月さん?入るよ。」
あ、先生来たのかな…?
「初めまして。俺は小山遼。小児科の医師で、35歳。本田の指導医だったんだ。」
「初めまして、夜宮柚月です。」
カルテで私のことは知っているだろうけどとりあえず挨拶する。
「本田には言えないことなんだよね?聞かせてくれる?」
「月斗にぃには言わないで欲しいんですけど…」
菜月の看病をしていたこと、それで学校を休みがちなこと。
そこからいじめが発生して、この間の文化祭のこと…
「そっか、辛かったね。知られたくなかったんだね。」
「月斗にぃは菜月で精一杯だし、学校に行ったって楽しくないっ…」
私の目からは涙がこぼれた。小山先生は何も言わずに背中をさすってくれた。
「夜宮には言わない。でも、主治医だし本田には言うよ?もちろん口止めする。」
私は頷くので精一杯だった。私はそのあとまもなく眠ってしまった。