隠れ溺愛婚~投資ファンドの冷徹CEOは初恋の妻を守りつくす~
「茉結莉、窓を開けてごらん」
「窓ですか?」
茉結莉は首を傾げながら後部座席の窓をスライドさせる。
途端に爽やかな風がビュッと吹き込み、その流れに乗るように潮の香りが舞い込んできた。
「……海!」
茉結莉がそうつぶやいた瞬間、目の前に大海原が開ける。
そして視線の先には、港に停泊する豪華な客船が見えた。
「もしかして……」
小さく口を開いた茉結莉に、三砂がにっこりとほほ笑んだ。
「今夜は貸し切りのディナークルーズだ」
その声に茉結莉は心躍らせると、ゆっくりと停車した車を飛び出した。
目の前で見上げると、船は六階建てはあろうかという大型客船だ。
「素敵……。私、船は初めてなんです」
茉結莉は、やや興奮したように声を上げる。
三砂はくすりと笑うと、優しく茉結莉の手を取りながら船に乗り込んだ。
船の中は一歩足を踏み入れれば、高級ホテルかと思うほど煌びやかで、天井にはシャンデリアが輝いている。
茉結莉は「わぁ」と声を上げると、ふかふかの絨毯が敷かれたフロアを進んだ。
この客船には客室やダイニングの他、リラクゼーション施設や温泉まで完備されているらしい。
あまりの豪華さに圧倒されていると、三砂がそっと茉結莉の手を引いた。
「窓ですか?」
茉結莉は首を傾げながら後部座席の窓をスライドさせる。
途端に爽やかな風がビュッと吹き込み、その流れに乗るように潮の香りが舞い込んできた。
「……海!」
茉結莉がそうつぶやいた瞬間、目の前に大海原が開ける。
そして視線の先には、港に停泊する豪華な客船が見えた。
「もしかして……」
小さく口を開いた茉結莉に、三砂がにっこりとほほ笑んだ。
「今夜は貸し切りのディナークルーズだ」
その声に茉結莉は心躍らせると、ゆっくりと停車した車を飛び出した。
目の前で見上げると、船は六階建てはあろうかという大型客船だ。
「素敵……。私、船は初めてなんです」
茉結莉は、やや興奮したように声を上げる。
三砂はくすりと笑うと、優しく茉結莉の手を取りながら船に乗り込んだ。
船の中は一歩足を踏み入れれば、高級ホテルかと思うほど煌びやかで、天井にはシャンデリアが輝いている。
茉結莉は「わぁ」と声を上げると、ふかふかの絨毯が敷かれたフロアを進んだ。
この客船には客室やダイニングの他、リラクゼーション施設や温泉まで完備されているらしい。
あまりの豪華さに圧倒されていると、三砂がそっと茉結莉の手を引いた。