ギャグとラブコメと天然が織り成す生徒会について。
明里は、きょろきょろと生徒会室を見回し始める。





その様子に、美亜は深い溜息をついた。




まさに、日常系ギャグコメディ小説にふさわしい、掴みどころのない幕開けである。





窓の外からは、春の陽気が差し込み、桜の花びらがひらひらと舞っている。





この穏やかな午後に、一体どんな騒動が巻き起こるのか、美亜にはまだ知る由もなかった。







< 2 / 115 >

この作品をシェア

pagetop