フェルナンドの薔薇は王弟殿下の愛で輝く~政略結婚で人族に嫁いだ魔族令嬢は、王弟殿下の優しさで愛を知る~
第18話 魔族令嬢は、夜のお茶会へゆく
静かに夜が更けてゆく。
エドワード様との晩餐を終え、部屋で一休みした後に、真新しい水色のドレスへと着替えた。この日のため、サフィアに用意してもらったドレスだ。
透けるように薄い生地が重ねられた淡い水色のドレスには、いくつものガラスのビーズが縫い付けられている。それ以外の華美な装飾のない、シンプルなものだだけど、まるで朝露をまとったように清楚で美しい。
穢れを知らない乙女に相応しい清らかなドレスは、エリザ様が五年前に袖を通したドレスに似せて作らせたもの。
これを見て、ヴィアトリス王妃は何を思うのかしら。
魔法の灯りで照らされた廊下をデイジーと共に進んだ。
昼間なら幾人もの侍女ともすれ違うというのに、今日はしんと静まり返っている。
ロベルト王の居室の前を過ぎ、その横にある扉の前で立ち止まった。壮麗な扉の前には、二人の若い衛兵が立っている。
「ヴィアトリス王妃の招待で参りました」
エドワード様との晩餐を終え、部屋で一休みした後に、真新しい水色のドレスへと着替えた。この日のため、サフィアに用意してもらったドレスだ。
透けるように薄い生地が重ねられた淡い水色のドレスには、いくつものガラスのビーズが縫い付けられている。それ以外の華美な装飾のない、シンプルなものだだけど、まるで朝露をまとったように清楚で美しい。
穢れを知らない乙女に相応しい清らかなドレスは、エリザ様が五年前に袖を通したドレスに似せて作らせたもの。
これを見て、ヴィアトリス王妃は何を思うのかしら。
魔法の灯りで照らされた廊下をデイジーと共に進んだ。
昼間なら幾人もの侍女ともすれ違うというのに、今日はしんと静まり返っている。
ロベルト王の居室の前を過ぎ、その横にある扉の前で立ち止まった。壮麗な扉の前には、二人の若い衛兵が立っている。
「ヴィアトリス王妃の招待で参りました」